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2017年05月20日 雑記

しばらく、家で落ち着くということが無かった。

 

1日

どうしても温泉に入りたくて、2本めのバスに乗って、一番いいかんじの温泉へ行った。バス代は850円。もう乗らないぞ。

しかし寒気がとれた。お風呂は大事だ。お風呂のためにはお金を稼ぐ必要がある。

この家にも、浴槽とお湯を沸かす機械があるけど、その部屋(増設された空間)が恐くて近づくことすら出来ない。

しばらく人が出入りしていないような、放置されていた空間はとても恐い。

そしてそれが面白くもある。

 

 

2日

ぜん息の薬を買うため、現地の知人氏が、俺を新宮まで降ろしてくれた。

アスクロン24包を買った。お金が大変なのであれをする。

そのまま、なんか百万遍の裏路地みたいな雰囲気の場所に到着。

傾斜が急すぎて外人やババアが転げ落ちていく光景を見るハメになるという、

急すぎる石の階段を、ぜいぜい言いながら登った。

 

その後なんか意識高そうなゲストハウスへ。なんか近所の小学校の子供が出入りして本読んだりしてるらしい。年齢層ごとに本棚が分けられ、無難にトガッたような本ばかり置いてあった。特に自分は本を読まない。俺が知識なんて得ても大したことにならないからだ。

煙草なんて吸う人間をそもそも想定していないようで、縁側のてきとうな場所でたばこを吸った。(吸い殻を一本だけ庭に置き忘れてしまった。きっと、マナーが悪いやつだと思われたと思う。)

そこで知り合った現在の管理者である男性(名前わすれた)氏と近所の商店へ食材を買いに行き、俺がアルフォート(ミルクティー風味)を食べている間に、ご飯を作ってくれた。

夜には風呂場で髪を切った。「よく見ると変な髪型」にした。田舎ではこういうものが見つかると警戒されるだろうが、見せないよう気を付ける行為を楽しみたい。

3日

アスクロンを飲んだおかげでよく眠れた。綺麗に貼られた障子の隙間から朝日が射している。向かいの小学校から子供たちの声が聞こえる。空からトンビの声が響く。たまに車のエンジン音。大きな窓から入り込む大胆な太陽光と、窓の奥に見える鮮やかな黒い木陰が、その窓に描かれた子供のつたない絵をくっきりと見せた。

俺がなんかそういう存在であると知った彼は、「何か描いてくれたら無料にする」と言ってくれた。さんざん人に頼って生きている面の皮の厚い俺にも、この言葉は眩しすぎた。俺が出来ることなんて、金を出すほどの価値はないただの落書きばかりだ。特に、窓にペンで描くなんて運動能力の低い俺には向いていない。学生の頃は黒板に字を描くことだって苦手だった。

縦200cm*横100cmの窓が5枚ある。それぞれの窓の中央付近は、子供たちの絵でにぎわっている。俺は一つだけ、雑なタッチで自分のアイコンを描いて、あとは、それぞれの窓の四隅に小さな絵を描いていった。角を取るのはオセロの必勝法だ。

内容は、

卵 → 成長 → 死+産 → 卵 を示す4コマ漫画の形式で、魚、鳥、蝶々、タンポポを描いた。これから推測されるテーマは、生殖主義的な思想に満ちた時代遅れのものとなるだろう。しかし、こういう安っぽい感覚のほうが、「教育現場っぽい」と思ったのだ。

おそらく5枚の窓すべてに描いていいはずなのだが、左端の1枚だけ何も描かれていない窓があった。その左端の窓には、窓の向こうから雑に網戸のようなものが立てかけられていて、支持体として見ると雰囲気がひとつだけ物々しい。

恐らく誰も描きたがらないのだろう。そして、誰も描かないから自分も描かないという意識が蔓延し、いつの間にか「左端の窓は描いちゃいけない」という暗黙の了解が出来ていたのだろうか。この窓にいつ何が描かれるのか、今後は定期的に観察していきたいと思う。

 

まだ帰る決心がついていないので、現地知人氏の車で、家に届いた荷物だけ確認し、そのまま山の知人宅に来た。いわゆる温泉米と様々なおいしいものを食べ、元気になった。

 

4日

昼の11時ごろ、知人宅を出発し家へ歩いて向かった。約4時間かかって家に到着した。途中の小さな商店でアメリカンスピリットを注文していたため、それを受け取り、様々な話をした。

商店はもともととても大きなお店で、かなり古くから受け継がれており、洪水の被害を何度も喰らって、過疎化とともに縮小したらしい。その店のお婆さんの親族が俺の地元の近くに住んでいたらしく、そういう話をして、少し打ち解けた気がした。

何かあったら手伝いますので、いつでも電話をして下さい、そう伝えて店を出た。もちろん、俺は何も手伝いたくない。仲良くしておけば何か貰えるだろうと思った。

 

その後帰宅。現地知人氏も(なぜか)来ており、様々な音楽の話をして、蕎麦を茹でて食べ、川の魚を見ながら捕獲方法の話をして、一緒に煙草を吸った。彼と話していると沢山のジェネレーションギャップが発生するが、内面に関しては自分と共通するところも多く、とても面白い。

それから、amazon ほしいものリストから届いた蚊帳を設営し、家の各所にはamazon ほしいものリストから届いたムカデ忌避剤を設置、さらにダメ押しで、amazon ほしいものリストから届いた乾燥剤を設置した。蚊帳があれば多少は気が楽になるだろう。それに喘息の薬も持っている。しかし設営が雑で、まだ不安感は拭えない。いざとなったら、これまたamazon ほしいものリストから届いたブリザドを使うことになる。

-85℃のスプレーで、あらゆる小型生物をごく短時間で凍結させるブリザド。下手な殺虫スプレーをかけられてもがき苦しむムカデの姿を見たくない俺にとって、これは望みのアイテムである。

届いた商品を色々レビューしたら面白いかな。アフィとか貼って。もちろん俺はやりたくない。

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