■インターホンが人類の暮らしを台無しにしている

俺はユーチューブで生き物の動画を見るのが大好きで、怒ったひつじの動画とかを見続けてしまい、いつも寝る時間が遅くなる。

ひつじが怒っている理由はわからないけど、ベエーーーみたいな声で鳴きながらその辺のオッサンや車なんかに突進する動画がいっぱいある。ひつじ側にはひつじ側なりの事情があるんだろうけど、やっぱりひつじがベエーーーとか鳴きながら突進してくるのは迷惑極まりないと思う。

そんな最悪の動画を見ていると、お前は怒ったひつじを見たいんだろうと余計な親切心を効かせたユーチューブがどんどん怒ったひつじの動画を再生する。それを見続けているといつのまにか深夜2時、寝る直前の記憶が怒ったひつじの鳴き声とかになってしまう。

 

そんな感じでいつも昼過ぎまで寝ているんだけど、たまにピンポンが鳴ってびっくりしながら目が覚める。鳴らすのは宅急便のオッサン、ガスや電気のオバちゃん、宗教のオバちゃんなど、とにかくオッサンかオバちゃんです。

寝ているときに突然ピンポンが鳴るとメチャびっくりするし、我が家のピンポンは何故かペエーーー!!!ポーーーン!!!みたいな無神経でうるさい電子音です。そんな音で一日が始まるのは最悪ですから、絶対に出たくないという気持ちになる。

ただでさえ無神経な音が鳴っているのに、インターホンのモニタにはオッさんかオバちゃんが映っているし、なぜかみんな無表情なうえ画質も悪いからなんか犯罪者みたいな顔に見える。花とかウサギとかが映ったほうが100倍良いと思う。

花とかウサギならみんな喜んで見るけど、犯罪者みたいなオッサンの顔なんて誰も見たくない。しかし人生は甘くないから、犯罪者みたいなオッサンの顔も見なきゃいけない。それならせめて、ピンポンの音ぐらいは優しくしてほしい。

そもそも、たとえば外で知らない人に道を訊ねられるとして、いきなり背後から「コンニチハーーー!!!」とか大声で叫ばれたら気持ち悪くて逃げると思う。

そうすると訊く人だって道がわからないままだし、俺だって心に深い傷を負いますから、人類は「すみませ~ん」とか「あの~」とか言いながらちょっとずつ距離を詰めていく。

人類がそういう努力を心がけているのに、人類と人類を仲介するはずのインターホンの奴がペエーーー!!!ポーーーン!!!とかやるから人類の培ってきた社会が台無しである。そもそもピンポンは人類の暮らしを便利にさせるための道具なのに、そんなものに不快な気分にさせられるのは堪ったもんではない。

ユーチューブだって同じで、怒ったひつじの動画とかを延々と見させられて俺の睡眠は台無し、起床時間が遅くなった結果また翌朝犯罪者みたいなオッサンやオバちゃんが来てペエーーー!!!ポーーーン!!!という音で目が覚めることになる。

 

このように、便利だったはずの道具に人生メチャクチャにされる事例が腐るほどある。ツイッターだってインターホンと同じで人類と人類を仲介する便利な道具だったはずが、いつの間にか読みたくもない1ページ漫画みたいなの大量に読んでて不快になり膨大な時間が消えていく。

それどころか最近では人の怒りや対立を煽るコンテンツが蔓延していて、ますますインターネットが不快な思いをするための道具と化している。インターネットで不快になるのを避けてユーチューブに逃げたら今度は怒ったひつじがベエーーーみたいな声で鳴きながら突進してて最悪、インターホンにはガムテープ貼りまくったら解決したけどインターネットにガムテープ貼るとインターネットの良かった側面も失われてしまい大好きだったひつじの動画も見られなくて残念、これはインターネットとの付き合い方を今一度考えなければいけないという思いを込めてブログを書きました。よろしくお願いします。

 

youtu.be

怒ったヤギもあります



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